膝関節痛を和らげる治療法として、温熱療法があります。温熱療法は、物理療法の一種であり、保存療法に分類されるものです。光や熱などによって患部を温めることによって血行を良くし、痛みを抑える効果があります。
同時にリンパ液の流れも良くしますので、やはり血液の循環が良好になります。痛みの発生を防ぐためには、患部を冷やさないことがとても大切であるため、サポーターを巻いたり、ホットパックを当てたりすると良いでしょう。
個人でできる方法と病院で行われる方法と分かれてきますが、主なものを挙げます。自宅で手軽にできる方法としては、お風呂に入って全身から十分に温まること、蒸しタオルなどで患部を温めること、また温湿布を貼るのも良い方法です。特にお風呂はリラクゼーション効果があり、精神的な安定ももたらしてくれるので熱すぎない程度のお湯にゆっくり浸かるつもりで入ることをお勧めします。
また、処方された塗り薬を塗る際に、よくマッサージをすることも、膝の血行促進に良いですので、意識してみましょう。病院などでは、患部に赤外線やレーザーを当てて温めたりします。
物理療法の一つに、寒冷療法(アイシング)があります。捻挫や長時間運動などによる炎症を起こした際に、その炎症を鎮めるための手段としてアイシングが用いられます。よく言われているところでは、「慢性期は温める、急性期は冷やす」ということですが、氷などで急激に冷やすのは逆効果であるため、ビニール袋に水と氷を入れたものを膝に当てるようにし、じっくりゆっくりと冷やしましょう。