関節痛の辛さは、なった本人でなければわからないと言われています。身体全体の重量がのしかかってくる膝への負荷は相当なものですが、その負荷を、「痛み」という形で感じながら歩いたりしゃがんだりしなければいけないのは、本当に辛いことなのです。
そして悪循環なのは、「痛い」→「できれば動かしたくない」→「さらに関節機能が衰える」→「さらに痛む」というサイクルを繰り返してしまうことです。このため、多少の痛みを感じても、できるだけ動くこと、またはリハビリを行うことが求められてきます。
では、膝関節痛の具体的な症状とは、一体どのようなものなのでしょうか。
膝トラブルを抱える人が訴える症状として主なものは、深い部分の鈍い痛み、浅い痛み、違和感がある、腫れている、など多種多様で、さらに膝関節痛の急性期か慢性状態なのかによっても変わってくる、というのが実態です。
例えば軟骨軟化症では、膝のお皿の部分に痛みを感じるようになり、さらにその痛みが左右の足に見られる場合、リウマチも疑われます。また、膝を捻挫すると、筋肉と靭帯が傷つくために、腫れて熱を帯びることがあります。
怖いのが感染症によるもので、この場合激痛を伴うことになります。寝ているだけでも痛みが発生するため、すぐに病院へ行く必要があります。
実は膝関節症の多くは、加齢とともに発生する変形性膝関節症であると言われています。加齢によって骨がもろくなり、筋力も靭帯も弱くなった上に、血流も悪くなりますので、自分の体重による負荷に、関節が耐えきれなくなってしまうのです。結果として、膝関節に変形が起こり、痛みが発生します。ほとんどの場合が、上記のような変形性膝関節症とされていますが、それ以外の原因として考えられるのは、骨組織に異常が見られる、神経系の異常、また骨折や脱臼などの外傷、ということになります。
また、肥満やスポーツのしすぎによっても、関節への負荷は絶対的に大きくなります。O脚や外反母趾などは、全身のバランスが崩れるため、やはり膝への負荷が高まり、膝関節痛を招く原因となります。
このように挙げていくとわかりますが、膝は私たちの身体の中でも一番大きな関節である一方、最も弱い関節だというとですね。